基本窓の取替についてはマドリモを使用しますが
Ｋ様邸の和室は
外側に雨戸
内側に障子
と、両方に使用されてるアイテムがあります。
この様なケースではマドリモは使う事が出来ません。

しかしＭＡＤＯショップではスマートカバーという部材を用いて
新しい窓に替える事が可能となります。

施工前は２枚引き戸でした
Ｋ様がお建てになられた頃は９尺（約2700㍉）の窓は
大きな解放感が得られるこのタイプの窓が流行でした。
見晴らしは善いですが、現実的には重たいです。
また取り替えの際には人手が余分に必要となり経費が嵩みます。
※一人では建込みが出来ません。

そこで新しい窓は４枚引き戸に変更しました。

Ｋ様からは
全く違和感ないよって言われました。

出窓です。
この窓にはカバー工法がありません。
また屋根・底板には断熱材が施されてませんのでガラス交換も難しいです。

残る手立ては内窓になります。

ココ一つで最大の欠点をＫ様にお伝えしました。

夏場には出窓内の温度が車の中と変わらないくらい温度が上昇します。
時々空気の入れ換えを行う事
留守にされる時は内窓を開けておく事をお願いしました。
出窓のテーブル板の劣化や、冬場は出窓内に残った空気が
結露に変わる恐れが、いや起きました（我が家で体験）

この窓は取り替えるには勿体なかったのですが
リビングと直結してるので冬は温まった空気が
夏は外部からの熱が侵入するとせっかくの断熱が
上手くできなくなるので、この窓は取り替えになりました。